【0,THE FOOL/愚者】見えんけれども おるんだよ。

※突然「妖怪」の話を始めるのだけれども、これは今後「占いハウスくじら」で展開するプロジェクトに関係するかも知れないの。

チェックしてね❣️

……皆様、ご機嫌よう!

ドラァグクイーンにして占い師の、インガ・ペルセフォネーと申します。

ご無沙汰しちゃって御免なさいね💋

最近「妖怪」について考える機会があったので、あたしも色々と読み返してみたの。

まずは、あたしの妖怪観を革新する決定打となった、小松和彦著『日本妖怪異聞録』。

これは大江山の酒呑童子、玉藻前など、日本の代表的な妖怪に触れながら、日本人の精神風土のなかで妖怪の位置付けや勢力図がどう変わっていったのかを論じたもの。

あたしが漠然と好きだった「妖怪」というものが、学術の対象になることで、こんなにも鮮明になるなんて!と目から鱗が100枚落ちた一冊。

あたしの中で、かの水木しげる御大『妖怪なんでも入門』の次に来た、妖怪本のセカンドインパクトだったわ。


さて、そんな都や禁中を襲うような大妖怪に引き比べ、伝承で語られるマイナー妖怪たちの何体かは、江戸期に図像化される事で恐ろしさの他にユーモアを獲得し、「不可解なことに原因を与えるための説明体系」から「キャラクター」となって消費されていったそう。

当時の黄表紙や双六などでキャラクター化の様子が伺えるけれど、香川雅信『江戸の妖怪革命』はその辺りの事情に詳しかったりするわね。


政治の中枢たる都や禁中を襲い、日本国を打ち砕く見えない陰謀。

また、流行病や天変地異。

人間が及ばざる力を具現化したはずの妖怪も、いつの間にかキュートな隣人に変換してしまうなんて、日本人、というか江戸庶民の強かさを感じちゃうわ!

そして江戸期の鳥山石燕あたりから始まったその流れは、水木しげるがその石燕の模写以外に、柳田國男『妖怪談義』に掲載された口承の妖怪(子泣き爺とかね)を漫画やイラストで取り上げたことで決定づけられたわね。

あたかもタロットカード「愚者」のように、自由で捉え所のない、どこに向かっているのか、何に成るのかも分からないトリックスターである「妖怪」たち。

数字の0のごとく、何を産み出すかも知れぬ異類異形のものども。

そんな隣人たちを少しでも引き寄せようと、研究者たちも絵師たちも、昔から骨を折っていたのよねぇ。

因みに「妖怪」の呼称を決定づけたのは、上記の香川雅信氏によると明治の井上円了らしいけど(それ以前は「化け物」が一般的だった)、彼の「妖怪」概念は幅広くて、いわゆる怪奇現象とか、何と占いも入っているらしいわ!

やだっ、ここでまさかの占いに着地(笑)。

未知なるものを解き明かそうとする、という点においては、確かに妖怪と占いは姉妹かもね✨

さて、皆さんが叩くのは隠れ里の門?

渡るのは鬼の城の橋か、天神様の細道か。

『遠野物語』のマヨヒガ(迷い家)に迷い込んでしまったら、何とか家財道具を持ち出してくるとラッキーがあると伝わるけれど、「占いハウスくじら」にあるものは持ち出し禁止でお願いねっ🙏✨



水木しげる先生ご生誕100周年に寄せて。



✨勝手に新コーナー!✨

♪DJ.bondageおかめの「今週のサウンドトラック」♪

クレモンティーヌさんによる、まさかの鬼太郎bossa novaバージョン‼︎

夜は墓場でカフェタイムだわよ☕️

それではね〜、再見💘

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